【秋田県大館市のオバタ質店】ヴィトンのビジネスバッグ(ベタあり)を買取させていただきました♪

　オバタ質店の店長、小畑です。

　ヴィトンのビジネスバッグを買取させていただきました。

　定番品だったモンソーになります。クラッチバッグにハンドルとストラップをかけるためのDリングをつけたというたたずまいで、使い勝手と品の良さを両立している人気アイテムですね。弊社でも毎年結構な数を買取しています。

　思ったよりも値段が低いのでは、と思ったアナタ。

　こちらのバッグ、実は業界用語でベタと呼ばれる内張りの劣化が進行していたため若干買取額が低めに出ています。

　ベタとは90年代～2000年代くらいまでのヨーロッパ系ブランドバッグに多くでる症状です。

　塗装面がベタベタになって剥がれてくるからベタと呼ばれています。一説によると当時使われていたウレタン素材がアジア圏の高温多湿な環境にさらされると発生してしまうのではなんて言われています。実際、内ポケットなど通気性の悪そうな箇所で発生するので個人的にもこれが正解なんじゃという気はします。

　ちなみに一回発生していまうとメーカー送り以外に修復方法がないという結構致命的な症状だったりします。

　予防法としては保存時に乾燥剤を入れるとか、新聞紙を入れたりしてバッグ内の湿気をできるだけ取る、これに尽きます。

　実際、弊社でもそのような保存を実践されている方の持ち込み品は100％ではありませんがベタつきが抑制されている気がします。

　シャネルのチェーンショルダーなんかでも発生するのでいいものを長く使うためにも是非、保存に一工夫してみてください。

　後半は知恵袋的な内容になってしまいましたがベタが出たバッグや財布でも弊社ではきっちり査定いたします。

　是非一度、足を運んでいただければと思います。