全額を借りなくても大丈夫。敢えて金額を下げて質預かりするススメ

オバタ質店の店長、小畑です。
今回は質屋の使い方の指南、ということであえて全額を借りないという方法もありますよ、ということのご紹介です。
そもそも質屋ってなに、という方はこちらのリンクから
そもそも質屋って言われた金額で借りないといけないんじゃないの?
なんてツッコミが入りそうですがそんなことはありません。
近年は金の価格がうなぎ登りに上昇してきたという背景もあって当店が提示する価格が数年前の1.5倍以上になった、ということはザラにあります。一例を挙げれば、数年前では15万円程度の金額を提示していた30gの喜平ネックレスも現在では24万円の査定になります。
そのため、以前の感覚で来店してみたら思ってたより高額な金額を借りられて困惑する――という事態がまま発生します。
ただの買取であれば金額が上がったからラッキー、という話で済みます。しかし、質屋は基本的に物品を担保にしてお金を貸す商売です。高すぎる預かり額は返済が大変になる、というリスクもはらんでいます。
そこでオススメなのが、敢えて金額を落として質預かりをする、という方法です。
やり方は簡単。品物の査定額を聞いた際に、希望の金額を伝えるだけ。
当店が提示する金額はあくまで品物で借りられる最高金額、ということになりますのでそれより低い金額をお伝えいただければそれに合わせることは問題なく行えます。
また、質預かりを希望する品が複数ある場合は目標金額がある場合、目標金額合わせて「この品物だけで十分です」と提案させていただくこともあります。
質屋のメリットとして品物を売らなくていいという点がよく言われますが、それに加えて必要な金額を考えてご利用いただくことで柔軟に資金の確保ができます。
車検や入院といった急な出費で困っているという場合や、旅行に使うお小遣いを確保したい、趣味の物品を買うための軍資金が欲しいなど、欲しい金額はその時々で違うもの。
売るとなると金額が多すぎるんだよなあ、なんて時は是非一度、当店にご相談ください。